るろぺんち

Switchで遊んだテキストアドベンチャーゲームの感想を書いてみる

2024年10月20日(土)

昔超ハマったゲーム(具体的に言うと『ロマンシング サ・ガ2』)がフルリメイクされて10月下旬に発売されると知り、8月にNintendo Switch本体を買ったり(その辺の詳しい事は『メモ帳』のNo.66No.67参照で)。10月下旬までまだまだ時間があったので、他のソフトを3つ買って遊んだり。

ちなみに買ったのは全てテキストアドベンチャーゲームで、ダウンロード版(と言うかダウンロード版しかなかったと思う)です。…え?RPGじゃないのかって?いやー、私RPGクリアするのに物凄く時間のかかる人なので、ロマサガ2発売までに多分クリアできないなーと。

Nintendo Switchのホーム画面
Nintendo Switchのホーム画面

そんな訳でプレイした感想を書いてみる。ネタバレは極力しないようにするつもりだが、ちょっとでも内容わかっちゃうのイヤって人は、先を読まずに引き返す事をオススメします。ちなみにゲームタイトルのリンク先は、『My Nintendo Store』です。

…私は超涙もろいので、3つともどこかしら泣く場面があったり(汗) どこで涙したかは、ネタバレになるから書けないが。

パラノマサイト FILE23 本所七不思議

本体を買う時に見つけた、ホラーミステリーADV(アドベンチャーゲーム)。内容が好みだったし、日本ゲーム大賞2023で優秀賞だ(そうだ)し、当時丁度セールで安く買えたので購入。その後もセールやってた時があるの見かけたので、ちょくちょくセールやってるっぽい。

いやー、賞を取るだけあって、よかったです。同じ選択肢を何度も選ばないとなのは、正直かったるかったが(汗) エンディングで「えっ!?」となって、真エンディングで丸く収まる(と思う)のもいい。バッドエンディングもそれぞれ上手くまとまってていいと思います。

ただ夜の学校は超怖いですね。あそこ最初あまり周りを見渡さなかったので(暗闇で無暗にキョロキョロすると現在地がわからなくなりそうで怖いのであまり見渡せない)、先に進まず困ったですよ。で、ちゃんと見渡して変化があったと思ったら、アレですよアレアレがこのゲームで一番怖い。

個人的に特に面白かったのは、オープニングでの突然の臨時ニュース(とその後の案内人)と、警部ととある人物との電話のやり取り(話の内容は笑える物ではないのですが)。怖い内容のゲームなのに、所々笑える部分があるのもいいですね。

臨時ニュースの文字が表示された時のスクリーンショット
突然の臨時ニュース
© SQUARE ENIX

あと、昭和レトロなのもいいですね。当時を知らない若い人や外国人も、「昭和の日本ってこんな感じだったのか」とわかっていいかと。個人的にはファクシミリの受信で某キャラが大興奮してるのが、「ああ、当時ってこうだったよねぇ。」となったです。余談ですが当時、何故かなめ猫の免許証1枚持ってました(「死ぬまで有効」ってやつですね)。

一つ個人的にちょっとなーと思うのは、オープニングを再度見るにはセーブデータ消さないと見れないとこかなと。名前入力の時に面倒臭いからSwitch本体と同じ名前にしたんだが、違う名前を入力すると面白い事があったそうで。それを見る為にクリア後セーブデータ全消ししたですよ(泣) …消さずに見る方法もあるのかもだが、私は気付かなかったです。

未解決事件は終わらせないといけないから

当初は他のゲームを買おうとしてたんだが、たまたま発売日に見つけてこちらの方が気になったので、こちらを先に購入。記憶のパズルのピースを探して組み替え、未解決事件の謎を解く推理ゲームと言う、今までにない(と思う)タイプのゲーム。ちなみに私、ジグソーパズルは大嫌いだったりします(オイ)

最初操作方法がよくわかんなくて、とりあえず証言を整理せずに表示させまくってたら、画面がしっちゃかめっちゃかになって、よくわかんなくなったのでやり直しました(汗) ちゃんと整理しなきゃダメ(汗)

証言を整理して、事件の全容が明らかになっていくのは、今までにない感じで面白かったです。ただ操作方法にはやっぱちょっと難があるなと。「○○の部分はどれ」的な感じで当てはまる証言を選択する場面が数回あるのだが、その選択をするのが大変。タッチペンとか使えたらいいのにと思ったり(タッチペン持ってないけど)。

エンディングは2つあるが、個人的には鍵が不要なエンディングの方がしっくりきたです。鍵が必要なエンディングも悪くないんだけど、「だとしたらこのグラフィックはちょっと違和感が」とか、「来れない理由が○○は、あまり日本じゃ聞かない理由だなぁ。」とか、細かい事が気になってしまいました。

…2,3時間でクリアできるぐらいのボリュームなので、そこまで書く事がなかったりする。まあ他の2つのゲームと違って、怖いシーンや暴力シーンは皆無なので、そう言うのが苦手な人でも楽しめると思います。

人形の傷跡:姉の謎を追うサイコホラー

上記の未解決(略)を買う前に買おうとしてたゲーム。当時は定価だったが、いつの間にかセールで半額になってたので、ちょっと前に購入。人形の傷跡 - Wikipediaによると、RPGツクール95を用いて開発が行われ1998年に発売されたのが最初らしい(関係ないけどRPGツクール買ったなぁ…素材集めに満足して結局ゲーム作らなかったけど)。Switch版はこれのフルリメイク。

発売直後はセーブデータが消えるバグがあったらしいが、現在は修正されてセーブデータが消える事はないので、安心して遊べます。

「サイコホラー」とあるが、パラノマサイトより怖くないと思う。…まあこちらは「IARC 12+」で、あちらは「CERO D」だけどね。ちなみにホラー緩和モードってのがあって、最初にON/OFFが可能だったりする。

(IARCについては国際年齢評価連合 - Wikipedia、CEROについてはコンピュータエンターテインメントレーティング機構 - Wikipedia参照で。)

私が一番怖いと思ったのは、とあるパソコンの画面に表示される、黒地に赤文字の文章。絵より文字の方が怖い事ってあるよね。…ココがホラー緩和モードで緩和されるのかどうかは、知らないけど。

選択肢を間違うとあっさり死んでゲームオーバーになるが、何故ダメだったかヒントが表示されて、しかも選択肢を間違う前からやり直しができる親切設計。「またあの長いやり取りを見なきゃいけないのか…」とかがないのは、とてもいい。ゲームオーバーは多いが、エンディングは1つです。

ちなみに私が最初に見たゲームオーバーは、とある物を持ち主に返すのに失敗したやつ。とある物を色んな人に見せて持ち主を探すのだが、一番最初に見せた人が一番見せちゃいけない人だったらしく、その人に渡しちゃって持ち主に返せず。やり直し以降はその人に近付くのやめました(苦笑)

リメイクで追加された、サブキャラクター視点でのでザッピングシナリオが、クリア後に見れるのはよかったです。あー、この人はこの時こう思ってたんかーとかわかるし。って言うか、ザッピングシナリオがないキャラのザッピングシナリオも見たい(オイ)

とりあえずクリアして…序盤の方で「こっちの選択肢選んでたらどうなってたのかな?」と思う所が複数あるので、また最初からやってみようかなと思ってたり。

余談(って言うかおまけの雑談)

11月にドラクエ3のHD-2D版が発売されるとの事で、私がSwitch本体買った後に旦那も本体を買ったり。ドラクエ3は数日前にパッケージ版を、特典がない所で予約したらしい。

…ああロマサガ2は8月末に、Amazonの特典ありのを予約済みです。Amazon特典は「オリジナル版『ロマンシング サ・ガ2』復刻版解説書」。特典ありでも定価で買えたので(特典なしだと定価よりちょっと安かったけど)。

話を元に戻して…、ドラクエ3は私も気になるが(ロマサガ2と同じくらいハマったゲームでFC版とSFC版をやった)、私がロマサガ2をクリアする頃には旦那もドラクエ3をクリアしてると思うので、ロマサガ2クリア後に借りる予定(パッケージ版だし)。

ドラクエ3発売までまだ時間があるので、旦那も他のソフトを買って遊んでたり。旦那が買ったのは以下の3つ(世界樹以外パッケージ版)。

…この中で私が遊べるの、世界樹だけだ(汗) 反射神経が必要なゲーム(アクションゲームとか)は、私には無理なのだよ(泣) 他人がプレイしてるの見るのは好きなんだけどね。嫌いなんじゃなくて(むしろ好き)、苦手なだけなんだよね。